5月4日の記事でサクランボが随分赤くなってきたことを報告させていただきましたが、その後ドンドン赤くなったので、5月7日にジャムを作りました!
それから随分だってしまいましたが、その時の様子をまとめたいと思います。
ちなみに、今年のさくらんぼの記事はこちらです↓


5月7日のさくらんぼ!真っ赤っかになりました!
5月4日のさくらんぼがこちら↓なので、随分と赤くなりましたよね!
前日に雨が降ったので、早く収穫しなくっちゃ💦 と慌てましたが、7日は晴れたのでホント良かったです。(雨が降ると実が痛みやすくなります)
なので、5月7日の土曜日に急いでサクランボの収穫をしてジャムを作ることにしました。
さくらんぼジャムを作るのには収穫から種出し、ビン詰めまで主人に手伝ってもらいました。一人でやっていたのではとても時間がかかってしまったと思います(2人でも種出しにはかなり時間が掛かってしまいましたが。。)
手伝ってくれる人がいるって、ありがたいですね。
さくらんぼジャムの作り方2016
我が家でさくらんぼが収穫できるようになってからしばらくは生で食べるだけだったのですが去年からジャムを作り始めました。
結局3回くらい作ったかな?
なので今回で4回目のさくらんぼジャム作りになります。
1.まずは収穫したサクランボを洗う
収穫も大変ではありますが、収穫しないと始まりません。木の高い所の方が真っ赤になっているから高い所のさくらんぼを収穫したくて無理をするので大変なのかもしれませんが、頑張って収穫します。
収穫したサクランボを洗います。職場の方に教えていただいたのですが、塩水にしばらく浸しておくと中にいる小さな虫が出てくるので、出て来なくなるまで塩水を替えて浸すと良いらしいです。(この小さな虫の正体はここでは敢えて触れません。気になる方は検索を。すぐにわかります)
この塩水につける方法、昔キイチゴを取った時にそういえばやったよな~と思いながら聞いていたのですが、今回は塩水で洗うなんてすっかり忘れてしまっていて、ジャムを作った後に話を聞いたので残念ながら塩水では洗っていません。
2.洗ったサクランボから種を取り出す
上の写真は種を取りだした後のさくらんぼの写真です(*’ω’*)
この種を取り出すのがさくらんぼジャムを作る時に一番面倒な作業になります。
なので去年は割り箸をさくらんぼに刺して種を取りだしてみたり、一度煮てから種を取り出してみたり、爪楊枝でくるっとしてから種を取りだしてみたりと色々な方法で試してみましたが、結局自分の両手を使って取り出す方法に落ち着きました。
まず、割り箸を差し込んで種を取りだす方法ですが種が出るときに結構種に実がついちゃっているんですよね~モッタイナイ!
もったいないと思ってしまうのでこの方法は数回試して私にはデキナイ!と思いました。
それなら一度煮ちゃって、実をつぶせば種が浮いてくるからその浮いてきた種をスプーンですくったらいいかも♡ と思って試してみたのですが、ただ煮ただけではサクランボの実はつぶれなかったのです(´・ω・`)
なので種を取る前にサクランボを潰す作業が必要になります。実際に煮たサクランボを鍋の中で大きなスプーンを使って必死につぶしたのですが、すべてのさくらんぼをキチンとつぶして種を取りだすなんて到底無理~!キーっ!!!
・・となってしましました(*’ω’*)
実際、液体の中のふにゃふにゃしたサクランボをスプーンの背でつぶす作業はなかなか大変な作業でした。それに、長時間サクランボを煮るので色も悪くなっちゃうし。。 という事でこれも私には無理だと思ったのです。
次にNHKのスイえんさーという番組で確か巨峰の皮むきを爪楊枝を使ってきれいにむくことができるという番組を見たことを思い出して、次はサクランボの種の周りを爪楊枝でくるりとしたら種だけがピシッと出てくるんじゃないかと思って試してみました。
でも、小さなサクランボの中に入っているこれまた小さな種の周りを爪楊枝でくるっとなんて、汁は飛ぶし、手は滑るし、簡単には出来ませんでした。それに、クルッとやったってなかなかサクランボから種なんか出てきませんでした(´・ω・`)
だってヘタが付いていた部分から爪楊枝を差し込んだとすると、ヘタの反対側はまだ実と種がくっついているんだから・・種が飛び出ないのも当然です。
というわけで今回私が種を取った方法方法を詳しく説明すると・・・
一番左に洗ったさくらんぼを置いて、真ん中に種を取ったサクランボを入れるお鍋を置いて、右側に種を入れるための小さなボールを置いて手で種を一粒づつ取る方法です。
まず、左手にサクランボを一個取り、真ん中のお鍋の上で左手にサクランボから右手で種をしごくようにして取り出します。そうすることによって、サクランボから出る果汁もお鍋に落ちるし、種に実が付くこともありません。
そして右手で取ったの種をボールに入れている間に左手で次のさくらんぼをつまみます。
そしてまた真ん中の鍋の上で右手で種をしごきながら取る。の繰り返しです。
今のところこの方法が一番な気がします。
3.今年は種を煮詰めてみました
今まではサクランボの種をお茶パックにいれてサクランボの実と一緒に煮ることでとろっとしたジャムを作っていたのですが、それだと出来上がっと時のジャムの色が褪せることが多かったので、今回は種とさくらんぼ果汁のみを一度煮詰めて、その煮汁をサクランボに加えようと思います。
やっぱりさくらんぼも種にペクチンが含まれているんですよね?! そのペクチンを煮だしてジャムに加える事ができるようにとの思いからです。
上の写真でわかると思うのですが、たくさんアクがでるのであくをすくいとります。
4.次にさくらんぼにグラニュー糖を加えてしばらく置きます
種を取ったさくらんぼを砂糖を加えます。
お砂糖は普通のお砂糖でもグラニュー糖でもできますが今回は生活クラブで購入したてんさいから作ったグラニュー糖を使いました。
加える量はだいたいさくらんぼの4割から5割くらいかな(*’ω’*)
5.出来上がったジャムを詰めるビンを煮沸します
さくらんぼにお砂糖を加えたら、出来上がったジャムを詰めるビンを煮沸消毒します。
このビンはさくらんぼジャムを詰めるために1年間集めておいたびんです(*´ω`*)
ビンを新しく買うだでも結構しちゃうので、リサイクルです。
ビンを出す時には菜箸では私には難しかったので、トングでつかんで取り出すようにしています。しばらく煮沸したビンをトングで取り出したら清潔なタオルに広げて乾かしておきます。
6.サクランボを煮てレモン果汁をいれます
砂糖を加えたサクランボに、3で煮込んだ種の汁から種を取りだして汁だけを加えたら火にかけます。
かなりアクがでるので、アクをすくいます、アクを水に放つと、最初はオレンジ色なのですが、何回か水を替えてすくったアクを入れていくと、アクの水がピンク色になって来ます。そうなって来てそのあと一通りアクをすくったら私はアクをすくうのをやめてしまします。
上の写真だと、アクを水に取るとだいたいピンク色です(*’ω’*)
そのあとは気になったらアクをとりますが、そのままでも大丈夫そうです。
こうなったらレモン果汁を入れて混ぜます。ちょうど家にはいただいたレモンもあったのですが、ビン入りのレモン果汁もあったので今回はそちらのビン入りレモン果汁を使用しました。
7.火を止めます
今回は色の良いさくらんぼジャムを作りたかったのでまだとろみがないのですが早めに火を止めてしましました。
これでジャムと呼べるのかどうか。。迷うところですが、もしかしたらさくらんぼシロップと呼んだ方が良いのかもしれません。
8.ビンに詰めます
先ほど煮沸消毒しておいたビンに作ったジャムを詰めます。
火を止めたらすぐにビンに詰めて逆さまにしておきます。
少し横から見たところです。
今回は色を良くしたかったので、さくらんぼを潰したりもしませんでした(つぶすためにはその間ずっと火にかけながらさくらんぼをつぶすことになるでその分色が変わる可能性が高くなってしまいそうだったからです。)
実は今回ジャムの色にこだわったのには理由があります。前に作ったジャムの色が悪くて何となくおいしそうには見えなかったからです。
でも、色にこだわり過ぎてとろみが少なくなっちゃったのは課題だな~。
だってホントさくらんぼジャムっていうよりさくらんぼシロップって言ったほうがあってる気がするくらいだから。
今回さくらんぼジャムにとろみがつかなかった理由を考えてみました。
- さくらんぼの実と種を一緒に煮なかった
(いつもは一緒に煮るサクランボの種ですが、今回は煮る時間を短縮しようと思って種を別に煮てその煮汁をさくらんぼに加えました) - ジャムの色を良くしようと思ってさくらんぼの実をあまり煮積めなかった。
(とろみがつくまで普通は煮詰めるジャムですが、今回はとろみがつく前に火を止めました。) - 砂糖が足りなかった
(目分量で砂糖を入れたのでもしかしたら足りなかったのかも)
思いつくのはこのくらいでしょうか。。
でも、このうち一つでもジャムのとろみ付けには問題ありな感じなのに、一度に3つも思いあたるフシがあるなんて・・
まだまだ修行が足りませんね~
昨年は何回かに分けてサクランボを収穫したので3回くらいジャムを作ったのですが、今年は日程と実の熟し具合の関係で1回しかサクランボの収穫ができませんでした。
なので今年のさくらんぼジャム作りは1回で終わりです。
次作るのは来年になってしまいますが、次につくる時にはもっとトロっとしたジャムで色良く作りたいと思っています。上手くできるかな~。
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