畑を借りるようになってから初めての春です。
そろそろ夏野菜の準備というか、何を植えようか、いろいろと考えるのも楽しい季節になって来ましたね(^^♪
そんな中、第一弾としてじゃがいもを植えつけてみました。
我が家のストックのじゃがいもから結構大きな芽が出ていたので、その中から全部で16個の種イモもどきを作って畑に植えました。
ジャガイモの育てかた
ジャガイモの植え付けにあたり、いろいろな本を読んだり、サイトを見たりして研究してみました。でも、我が家にはすでに芽が出て随分立ったじゃがいもがたくさんあったので、参考書通りというわけにはいきませんでしたが、私なりにあちこちからの情報を参考にして植えつけました。
種イモの向きによる植え方の違い
昔ながらのやり方の普通植えでは、種イモは芽が出るほうを上にして植えつけます。もしも種イモが大きくて二2つに切った場合には、切り口が下向きになります。
それとは反対で、最近では切り口を上にして芽を下に向ける逆さ植えをする人が多くなっているようです。
逆さ植えにした場合には、地表に芽が出る時間が普通植えよりもかかるのですが、しっかりとした芽が出てきて、出てくる芽の数も少ないので芽カキの労力が省けるそうです。
種イモを植える深さによる植え方の違い
それにしても最近はジャガイモを育てるほうほうが色々とあるのですね! 種イモを植える深さによる違いの紹介です。
- 種イモを置くだけ
置くだけって?!って感じですが、畝を作ってその上に種イモを動かないように置き、その上から黒マルチを張って育てます。
芽が出てきたら、黒マルチに穴をあけてジャガイモの芽をマルチの上に出してやります。
メリット・・簡単、土寄せの必要がない
デメリット・・芽が出たらすぐに地表(マルチの外)に芽を出してやらないと芽が焼ける - 地表植え
種イモを畝面と同じ高さになるように植え、マルチを張るのが地表植えです。
主に逆さ植えにする場合が多いようです。芽が出た部分から地表までの距離が逆さ植えにすると長くなるので、その部分でジャガイモが育つようです。
1の置くだけの場合もちょっと種イモが動かないように埋めたりするようですし、黒マルチが種イモに直接接触している点から見ても似たような感じだと思います。 - 浅植え
5センチほどの深さに種イモを植えつけるのが浅植えです。
逆さに植えるのは同じなのですが、浅植えの場合には穴あきマルチで大丈夫です。
穴の開いていないマルチに植える部分だけに穴をあけるだけではなくて、すでにたくさんの穴の開いた穴あきマルチでもちゃんと育つようです。
芽が出ても穴から出てきてくれるので、蒸れて芽が焼けることもないようです。 - 普通植え
深さ15センチから20センチの溝を掘り、ジャガイモを植えていきます。
種イモの切り口は下向きで掘った溝に30~35センチの間隔で種イモを置いていきます。
溝を掘った時にわきに寄せた土を種イモの上にかぶせます。
ジャガイモを植えつける適期とは・・ 今回我が家では適期よりも早く植えつけました
大抵の本やサイトではジャガイモの植え付け適期である2月下旬から3月下旬に種イモを植えつけましょうと書いてあります。モチロン住んでいる場所にもよると思いますが、私が住んでいるのは神奈川県ですのでこの2月下旬から3月下旬とは、暖地でも寒冷地でもない、中間地の場合の時期となります。
こうなると今日は2月11日なので本来ならばジャガイモを植えるのにはまだ時期が早い。という事になります。
ですが、我が家にはもう植えてくださいと言わんばかりに芽が出たジャガイモがたくさんあったのです。
なので、時期は適期よりも早いのですが、黒マルチでマルチングをして植えることにしました。その写真が最初の写真です。
せっかくマルチをするので、我が家でも流行の逆さ植えににすることにしました。
超浅植えにしなかったのは、なかなか畑に行けないかもしれない我が家の場合、せっかく出た芽が焼けてしまってはいけないということと、まだ早い時期なのでちょっとは土をかぶせて夜の保温になったら良いと思ったからです。
100均で購入した黒マルチは穴をあける部分に切り込みが入っているものでしたので、本当なら超浅植えにすることもできたと思うのですが、種イモを埋める部分だけに穴をあけて種イモを埋めていきました。
ジャガイモ用の土づくり 自然農法にしたいので本当は落ち葉堆肥を施したかった!
実は12月から落ち葉堆肥作りに挑戦していました。でも、たい肥ってそんな簡単には出来上がらないのですね~(^^;)
12月に作り始めた落ち葉堆肥は実際にはまだまだ堆肥になっていないので、今回の植え付けには間に合いませんでした。
なので今回は雑草の生えた土地の雑草を抜いて、耕して、100均で購入した黒マルチの大きさに畝を作っただけの土に種イモを植えつけました。
せっかく自分で野菜を作るのですから、慣行農法ではなく自然農法で作りたいと思い、化成肥料も油粕もそのほかの肥料も与えないで種イモを植えつけました。
もしも落ち葉堆肥が完成していたなら、その落ち葉堆肥を種イモを植えつける周囲に施してから種イモを植えつける溝状施肥というのをやってみたかったです。
我が家は元々苦土石灰をまく予定ではありませんでしたが、自然農法ではなくても、ジャガイモの表面に症状がでるそうか病を防ぐために土作りの段階で苦土石灰はまかないそうです。そうか病は土壌の酸性化によって発生をある程度抑えることができるそうですね。なので苦土石灰でアルカリに傾けなくても良いのですね。
種イモ植え付け後のここ2~3日気温の変化が激しかったです
ジャガイモを植えつけて数日の間に気温の変化が激しかったので、成長に影響もあるかもしれないとおもい、記録しておくことにします。
植え付け3日後の14日には4月のような陽気になり、気温も20℃を記録。早く植えつけたけれど、この気温なら大丈夫。
と思ったのもつかの間、今日は2月16日。なんと今朝起きたら隣の家の屋根に雪がうっすらと積もっていました!
昨日の夜から随分寒くなってきたと思っていたけれど、まさか雪が降るなんて、思ってもいませんでした。1月末の記録的な寒波の時にも雪は降らなかったのに、土の中の種イモがどうなっていることか、心配です。
その後の逆さ植えジャガイモの成長の様子は・・


2017年のじゃがいもの逆さ植えは・・

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